こんな症状をおもちでないですか

• 酸っぱいものが上がる
• 胸の辺りがやける感じがする
• ゲップがよく出る
• 寝てるときにものが上がってくる
• 食べたものが上がってくる
• 食べたものがつかえる感じがする

胸焼け

胃酸が胃から食道へ逆流し、食道の粘膜を刺激、障害し起こります。
食道や胃に原因がない内視鏡検査で確認し、治療する必要があります。

胸焼けを起こす代表的な病気

逆流性食道炎

１）逆流性食道炎とは

逆流性食道炎とは、胃酸や食物が、様々な理由により食道に逆流する病気です。

最近、逆流性食道炎になる方は増加傾向です。多くの要因としては食生活の欧米化のため高脂肪食が増えたことためとの考え方があります。

通常胃酸が上がることがない食道は、強い酸には弱い組織です。胃酸の逆流が繰り返されると、食道に炎症や潰瘍を起こし、胸焼けなどの症状を引き起こします。食道への胃酸の逆流や胸焼けなどの症状があっても、炎症などが生じていない状態を、非びらん性胃食道逆流症と言います。

２）検査

まず胃カメラを考えましょう。

3）治療

主に飲み薬による治療です。

1. 胃酸をおさえる薬

・H2ブロッカー (ファモチジンなど)

・プロトンポンプ阻害剤　（ランソプラゾールなど）

・P-CAB　（ボノプラザン）

2. 粘膜保護剤

・エカベトナトリウム、レバミピドなど

3. 消化管機能改善薬

・モサプリドクエン酸、トリメプチンマレイン酸など

4. 漢方薬

・六君子湯、半夏瀉心湯など