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αβ(アルファベータ)T細胞治療
・T細胞は血液中に存在する免疫細胞のひとつです。
95%以上はαβ型(アルファベータ型)と呼ばれるものです。
・ 樹状細胞からがんの情報を受け取りがんを攻撃するキラーT細胞(CTL)となります。このキラーT細胞の活性化を促進するヘルパーT細胞となるものもあります。
・ がん細胞は免疫から逃れるためにMHCというがんの目印を隠していますが、かわりにMICA,MICBという目印を出しています。
人工的な細胞培養でIL-2、抗CD3抗体で刺激されたT細胞はMICA、MICBを認識できるので、免疫から逃避しているがん細胞を攻撃することができます。
実際の流れ
1)採血1回につき24cc採血。(肝機能、腎機能など一般採血)
2)アルファベータT細胞を増やす。(バイオアクセル社)
3)点滴用に精製。
4)患者さんに点滴する、約30分。(実施日は調整可能)