ピロリ菌検査

  • HOME>
  • ピロリ菌検査

ピロリ菌感染と胃がん

ピロリ菌感染と胃がん

胃に住み着いたピロリ菌の出す毒素により胃粘膜が障害され癌の原因になるのではと考えられています。
New England Journal of Medicineという医学誌に掲載されデータで胃がんになったひとの割合が示されています。
ピロリ菌感染していないひとが10年間でだれも胃がんになっていないのに対して、ピロリ菌感染のあるひとは同じ10年間で2.9%のひとが胃がんになっています。

ピロリ菌の検査

胃カメラを使う方法―保険診療で実施できます
まず胃カメラを実施し胃炎、胃潰瘍または十二指腸潰瘍があれば、胃の粘膜を少し採取し特殊な液につけ反応をみればピロリ菌がいるかすぐにわかります。(迅速ウレアーゼ法)

血液検査

採血しピロリ菌の抗体が存在するか調べます。

ピロリ菌の除菌治療

ピロリ菌を除菌することにより、胃潰瘍、十二指腸潰瘍の再発を防ぎます。さらに胃がんを予防できる可能性があります。

用法
マクロライド系抗生物質 1日2
ペニシリン系抗生物質 1日6
胃酸をおさえる薬 1日2

※上記を一週間服用。

除菌が成功したかどうか

除菌薬服用後4週間以上あけて、尿素呼気法という簡単な検査で除菌が成功したかどうかわかります。(保険診療で除菌を行った場合は、やはり保険診療でこの検査を実施できます。)
除菌の成功率は70~80%です。
1回目の除菌で成功しなければ、2次除菌といって1回目とちがう薬を1週間内服していただきます。
2次除菌の成功率は90%です。

代表

06-4867-1923

がん免疫細胞治療 専用ダイヤル

06-4867-1925